タロ・スプレッド概要・ポイント
リーディングレベル:中心者〜上級者向け
使用するカードの枚数:7枚
こういった状況で使う:問題や人間関係を根本から探って解決したい時
カード配置方法:7枚のカードをタロのように下3、中3、上1の順に配置
1 根 その状況の原因
2 塊茎 その状況の核心
3 土 その状況を取り巻くもの
4 軸 必要なサポート
5 若い葉 展開しつつあること
6 茎 その状況下で愛を表現する方法
7 葉 起こりうる結果
タロ・スプレッド解説
僕自身、使用頻度は少ないですが、”問題や人間関係を根本から探って解決したい時”に使うスプレッドです。解説書も説明文が少なくやる気ないなぁ笑。ポイントは、「根本的」というところで、何度も同じ課題にぶつかったり、臭いものに蓋をしている問題などを解決したい時、有効と言えます。そういう意味では、ヘイアウ・アヌウ・オラ・スプレッドは、自己に向けたアプローチですが、タロ・スプレッドは問題にフォーカスしたスプレッドと言えるでしょう。
タロ・スプレッド・リーディングまでの流れ
基本的には、カード配置まではククイ・ドローと一緒の流れです。
落ち着いた空間・状態で始める
気が済むまでシャッフルする
リーダー(読み手)がしっかりと混ぜてください。
カードに質問する
相談者にこう問いかけます。
「カードを引く前に心の中で呟いてもよいし、口に出してもいいので問いかけましょう。」
※セルフリーディングの場合(人がいる処だと若干恥ずかしいので注意笑)
質問例
「業績が安定しない理由を教えてください」
「彼と仲良くしたいのに安定しないはなぜですか?」
カードを7枚引く
目の引いた7枚を引きましょう。
目を瞑ってこれだと思う7枚を引いても構いません。
※シャッフル後1つの束にまとめて、1番上からを7枚引いたり、適当に7枚引いてもOKです。
引いた順番に下段右側から配置する。
下段右から3枚
中断右から3枚
最後に上段1枚
といった具合です。
リーディングをする
最初は下記を見ながらでもいいので、やってみましょう!
1 根 その状況の原因
2 塊茎 その状況の核心
3 土 その状況を取り巻くもの
4 軸 必要なサポート
5 若い葉 展開しつつあること
6 茎 その状況下で愛を表現する方法
7 葉 起こりうる結果
タロ・スプレッド練習のコツ
このスプレッドも7枚引きと枚数が多いので、一見難しそうですが、ポジションの意味さえ覚えてしまえば、1から順番に当てはめて伝えていくだけなので、実はそう難しくはありません。
よく見ると、根っこである下段、茎である中段、葉である上段でテーマが別れています。
根っこ→状況
茎→状況から展開されること
葉→結果
そこを読み手は正しく整理して伝えてあげましょう。そして、はじき出された結果をみて望まないものであれば、どうしたら変えられるのかを考えましょう。
このスプレッド、個人的に重要なところは結果よりも根っこ3枚だと思っています。根が腐っていては、よい茎、葉は育たないので。私たちは未来や結果にフォーカスしがちですが、実はそれよりも大事な原点に心を向けることも重要になってくるので、そういった意味でオススメのスプレッドです。
<状況(原因)>
1 根 その状況の原因
2 塊茎 その状況の核心
3 土 その状況を取り巻くもの
<状況から展開されること>
4 軸 必要なサポート
5 若い葉 展開しつつあること
6 茎 その状況下で愛を表現する方法
<結果>
7 葉 起こりうる結果
綺麗に咲いている花でも根っこが腐っていることってよくありますよね?人間関係も同じで、よりよい人間関係を築くためたまにメンテナンスを入れてあげましょう。