石川勇一先生のアーナーパーナサティに参加した感想

「アヤワスカ超え」は本当か?体験記

2024年8月末〜から石川勇一先生のアーナーパーナサティに参加した感想昨年、アヤワスカという強烈な体験をしました。そんな中、角さんのYouTube「アヤワスカ超え!?」を観て、この合宿に強く興味を抱きました。今回は、その体験をシェアしたいと思います。

ところでアヤワスカとは?

アマゾン川に自生する植物の根を他の植物と一緒に煮出してつくる

幻覚性を伴うお茶に近い飲み物

と言えば調合薬であり、
医学的には「幻覚剤」と呼ばれることもあります。

アマゾン川流域に住む
先住民たちに代々受け継がれてきた

会談での飲み物になります。

シャーマンによって神聖な薬として処方され、実際にうつ病、アルコール中毒、サイコ中毒などの治療としてされています。

実際、

2022年にYouTuberの青汁王子こと三崎優太さんが

“心の病”をアヤワスカで回復しています。

石川勇一先生って?

一応、石川先生のプロフィールも掲載させていただきます。
相模女子大学の教授もされていて、行者であり、色々されている方。

行者(修験道、初期仏教)、相模女子大学教授、法喜楽庵代表、公認心理師、臨床心理士、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会会長(2015~2021年)。1971年神奈川県相模原市生まれ。早稲田大学人間科学部卒・同大学院同研究科卒。主な著書に『ブッダの瞑想修行: ミャンマーとタイでブッダ直系の出家修行をした心理学者の心の軌跡』(サンガ新社)、『こころを救うことはできるのか :心理学・スピリチュアリティ・原始仏教からの探求』(サンガ)、『新・臨床心理学事典』(コスモス・ライブラリー)、『修行の心理学:修験道、アマゾン・ネオ・シャーマニズム、そしてダンマへ』(コスモス・ライブラリー)、『心理療法とスピリチュアリティ』(勁草書房)、『スピリット・センタード・セラピー:瞑想意識による援助と悟り』(せせらぎ出版)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版)など。学術論文、講演、ワークショップ多数。(2019年1月27日現在)。

https://www.amazon.co.jp/stores/author/B004LRBSXG/aboutより引用

参加の動機

昨年のアヤワスカ体験は、人生に大きなインパクトを与えました。そして、角さんの「アヤワスカ超え!?」というタイトルに惹かれ、本合宿に参加を決意。果たして、本当にアヤワスカを超える体験ができるのか?その期待を胸に参加しました。

合宿での体験

1. ドーパミン中毒からの脱却

合宿でまず感じたのは、いかに自分がドーパミン中毒になっていたかということでした。スマホ断ちや断食には耐性があると思っていましたが、初日から3日目までは禁断症状に苦しみ、外部刺激への依存がどれほど強かったかを痛感しました。しかし、中盤以降になると禁断症状も収まり、欲望に対する考え方が大きく変わりました。

2. 不思議な夢

初日と2日目に、奇妙な夢を見ました。1日目は家族が登場し、父に激しく説教する夢。2日目は、なぜか吉本芸人の打ち上げで先輩芸人に怒りをぶつける夢でした。どちらも「怒り」をテーマにしており、目覚めた後は妙にスッキリした気分に。3日目の瞑想中には涙がこぼれそうになり、抑え込んでいた感情が解放されたような感覚がありました。

3. 瞑想に集中できるようになった

私はドーパミン中毒や腰痛、ADHDの傾向があり、瞑想が苦手でした。しかし、合宿を通じて瞑想に集中するための身体作りのコツを掴むことができました。以前参加したヴィパッサナー瞑想合宿では、ただ10日間を乗り切ることが目標になってしまい、瞑想の本質に触れることができなかったのですが、今回はその本質を深く理解できたと感じています。

感想

角さんの「アヤワスカ超え!?」というフレーズに惹かれて参加した今回の合宿ですが、アヤワスカほどの劇的で瞬間的な変化はなかったものの、人生におけるインパクトという点では、アーナーパーナー瞑想の方が深い影響を与えました。

特に「心の筋トレ法」を学んだ感覚があります。筋トレと同じように、努力と時間が必要で、他人に頼ることなく自分自身で取り組むものです。短絡的で依存しやすい自分に、正しい生き方を示していただけたことが何よりの成果でした。

また、日常の「あまりに当たり前すぎること」を軽視せず、真摯に受け止めることができたのも、大きな収穫です。これからの人生において、この学びを指針にし、徳を積んでいきたいと思います。

残念だったところ

ということで、今回の合宿は大満足ですが、これから行く人も見てくれているので、強いて残念点を挙げると環境面でしょうか。

前回までは、山梨の貸切施設で少人数開催されていたということですが、人気も多かったのか今回から、大人数でできる埼玉の施設(今回はヌエック(国立女性教育会館)での開催でした。



公共施設なので、もちろんリトリート仕様になっていません。

なので、部屋にテレビがあったり(見なかったよw)、食事が一般食(肉とかも普通に出ます)貸切ではないので他団体との接触が(食事・風呂・移動など)あったりと、俗世と触れる機会があります笑。

空腹時の通りすがり、テレビの情報が聞こえてしまうとか、他団体のおっちゃんたちが飲み会してる姿をみるとかw

そういう意味では煩悩まみれの自分にとっては心揺さぶられることがちらほら。

それでも、埼玉と都心に近い位置でありながら、自然に囲まれていて散歩コースがあったりと満足できる点も多々ありました。

先生も言ってましたが、今回だいぶ費用も抑えた施設を探したと仰っていたので、その愛に感謝です。

ちなみにヌエックの宿泊施設は今年度で閉鎖とか?で、次回は別の施設になりそうですね。

最後に

瞑想以外に、石川先生の法談義は、あらゆる角度からの質問にも豊富な知識で応えられ、その内容は仏陀の説法を聴いてるようでした。

このブログを読んで興味を持った方は、ぜひ一度この合宿を体験してみてください。自分の内面を見つめ直すことで、新たな気づきを得られるかもしれません。

いきなり、合宿はなかなか難しいという方は、相模女子大で年数回開催されている、瞑想会に参加するのもいいかもしれません。ただ、僕も瞑想会→合宿の順で行きましたが、1dayではよさに理解が追いつかなかったので、仏教・瞑想経験が浅い方ほど合宿をオススメします(ドーパミン中毒状態ではムリだわなw)。

石川勇一先生のHPと紹介されてるYouTube貼っておきやす↓↓↓

「法喜楽庵」の公式ウェブサイト

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