日本人は、
感謝
恩
を大事にする国民性がある。
僕もその1人だ。
でも、
この概念
この常識
があるが故、
罪悪感として苦しむことがある。
お世話になったのだから、
「恩を返さなければ不義理だ」
「好きでいなけれいけない」
そう思っていたし、
そう思いたかった。
でも、
それでは経験上・・
内なるエネルギー湧かないし
関係性はより悪くなる。
DA PUMP / if…
均等の愛なんてもうとうにない 無理に誰かを愛そうなんて無理無理無理無理
残念ながら・・
諸行無常で
好きだったあの人は今はいない
好きになれた自分も今はいない
自分の心に従えば従うほど、
感謝と好き
は別のものであることに気づく。
考えてみれば・・
恩を返すってどうやって?
お金?→いくら?
労働?→何時間?
考えたらキリがない。
そもそも
もらった恩が大きいほど、
返済不可能だろって話。
好きじゃなくなった理由も
相手にあるのだから
自分を責めるのもおかしな話。
自分の残酷さ
自分の冷たさ
を受け入れたくなくなるけど、
受け入れることが
自分の人生を歩くということ。
でもそれこそが、
お互いのためである。
日本人は
恩
感謝
義理
があるからこそ
親子関係
婚姻関係
労働関係
で、
苦しむ人が多いのだと思う。
実際に僕の知り合いで、
相手のことが好きではないけど、
「感謝してるから」という理由で結婚した人がいる。
結局、
スピード離婚してしまったが。
これも相手の立場になってみれば、
失礼な話である。
「好きじゃなかったのかよ!」
「情で結婚したのかよ!」
と。
好きと感謝の分離こそが
本当の優しさ
ではないだろうか?
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「感謝」と「好き」って、本当は全然違うものです。
林原琢磨
誰かが、自分によくしてくれて、
その人のおかげで今の自分があって、
本当に感謝を感じていても。
その人が、僕のことを好いてくれていても。
それでも、僕が、その人を好きになれるかとは、
本当は、別問題なのです。
どんなにお世話になって、感謝すべき相手でも、
どうしても好きになれないことは、あるのです。